防災知識

災害時の最新情報はここで確認!気象庁・地震速報・公式サイト活用法

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災害が起きた瞬間、あなたはまずどの情報を信じますか?
SNSには様々な声が溢れますが、中には誤情報やデマも含まれており、迷ってしまった経験がある人も多いでしょう。

災害時に最も重要なのは「正しい情報を、最短で手に入れること」です。
そのためには「どのサイトを優先的に確認すべきか」を知っておく必要があります。

この記事では、気象庁や国土交通省といった公式機関の使い分け、NHKや自治体サイトの役割、SNSを安全に使う方法 を具体的に解説します。
読み終えたとき、あなたは「迷わず、正しい情報源にたどり着ける」知識を手にし、家族と自分の命を守る準備が整います。

ぼうさい   ミケちゃん
ぼうさい   ミケちゃん

災害が起きたとき、結局どのサイトを一番に確認すればいいんでしょうか?情報が多すぎて混乱してしまいます。

防災トラさん
防災トラさん

一番に見るべきは気象庁や国土交通省の公式サイトだね。その後に自治体やNHKで補完するのが正解だよ。

「震源」「震源地」「震央」の違いとは?地震速報でよく聞く3つの用語をわかりやすく解説
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災害時の情報収集は気象庁と国土交通省を最優先に

ぼうさい   ミケちゃん
ぼうさい   ミケちゃん

気象庁と国土交通省って、具体的にどんな違いがあるんですか?

防災トラさん
防災トラさん

気象庁は自然災害そのものを速報、国交省は生活や避難に直結する情報を提供してるよ。両方そろってはじめて安心できるんだ。

気象庁は「自然現象の速報」を発信する最前線

気象庁

気象庁は、災害発生時に最初に確認すべき情報源です。
地震速報や津波警報、台風進路予想など、自然現象の「今まさに起きていること」を一刻も早く知ることができます。

代表的な情報は以下です。

  • 緊急地震速報・震度情報
  • 津波警報・注意報
  • 台風の進路予測や暴風警報
  • 大雨・洪水・土砂災害警戒情報
  • 火山噴火の予兆・警戒レベル

速報性が非常に高いため、まずは気象庁で「状況を知る」ことが命を守る第一歩になります。

国土交通省は「生活・避難に直結する情報」を総合提供

国土交通省

国土交通省防災ポータルは、災害が生活にどのような影響を及ぼしているかを確認するのに最適です。
避難所、インフラ、ライフラインに関する情報が集約されており、避難行動の判断材料になります。

具体的には:

  • 河川の水位・氾濫情報
  • 道路や鉄道など交通インフラの状況
  • 停電・断水・通信障害などライフライン情報
  • 各地の避難所開設情報
  • ハザードマップや被害想定

気象庁で「災害そのもの」を確認し、国交省で「どう行動すべきか」を判断する。この組み合わせが最短ルートです。

気象庁=災害の発生
国交省=生活と避難

役割をセットで覚えておくと混乱しませんよ。

防災トラさんの一言
防災トラさんの一言

NHK災害情報と自治体サイトで地域の詳細を確認

ぼうさい   ミケちゃん
ぼうさい   ミケちゃん

全国ニュースと地域の情報って、どうやって使い分ければいいんですか?

防災トラさん
防災トラさん

NHKは速報と信頼性、自治体は地域ごとの避難や支援だよ。両方確認することで安心感がぐっと増すんだ。

NHK災害情報は「速報性」と「信頼性」の両立

NHKは災害時に最も信頼できる報道機関の一つです。
テレビ・ラジオ・ネットを通じて全国的な速報を発信し、正確性とスピードを両立させています。

公式サイトやアプリでは、地震速報や津波情報、避難情報を簡単に確認できます。
「まずは全体像を知りたい」ときには、NHK災害情報が強い味方になります。

自治体サイトは「地域特化の避難情報」を最速で確認できる

避難行動を決める上で欠かせないのが自治体の防災サイトです。
避難勧告や避難指示、避難所の開設状況など、地域ごとの情報は自治体が最速で発信します。

さらに給水所や生活支援、地域防災マップなども掲載されており、「実際に今どこに行けばいいか」が分かります。
全国的な報道よりも、自分の住んでいる市区町村の情報を優先することが重要です。

自治体サイトは「最後の行動判断」に欠かせません。ブックマークしてすぐ開けるようにしておきましょう。

防災トラさんの一言
防災トラさんの一言

SNSは「速報補助」として公式アカウントを利用する

ぼうさい   ミケちゃん
ぼうさい   ミケちゃん

SNSって便利そうですが、誤情報が怖いです。本当に使っていいんでしょうか?

防災トラさん
防災トラさん

SNSは速さはあるけど、信頼性は低いんだ。だから公式アカウントに限定して使えば安心できるよ。

SNSのメリットとリスクを理解する

SNSは現場の声や写真がリアルタイムで拡散されるため、速報性に優れています。
しかし同時に、誤情報や意図的なデマが拡散されやすいリスクもあります。

過去の大規模災害でも「避難所が閉鎖された」「道路が寸断された」など、誤った情報が広まり、多くの人が混乱しました。
SNSは参考にする程度にとどめ、公式情報と照らし合わせて使うことが欠かせません。

公式アカウントをフォローして通知設定を活用

SNSを安全に使うには、気象庁や自治体、NHKの公式アカウントをフォローして通知をオンにするのが効果的です。

これにより速報性を活かしつつ、信頼できる情報だけを受け取ることができます。
平時からフォローを整えておけば、災害時に迷わず行動に移せます。

SNSはあくまで「補助ツール」です。最終的な判断は必ず公式情報に基づいて行動してくださいね。

防災トラさんの一言
防災トラさんの一言

まとめ

災害時に正しい情報を得るには、複数の公式情報源を組み合わせることが不可欠です。

  • 気象庁:自然現象の速報
  • 国土交通省:避難・生活に直結する情報
  • NHK:全国レベルの速報と信頼性
  • 自治体サイト:地域ごとの避難情報
  • SNS:速報補助、ただし公式限定で利用

誤情報に惑わされず、正しい情報を最短で得る準備が命を守ります。
今できる行動として:

  1. 公式サイトをブックマークする
  2. 公式SNSアカウントをフォローして通知をオンにする
  3. 家族と「どの情報を信じて行動するか」を話し合っておく

今日から準備を始めておけば、災害時に迷わず動けるようになります。

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執筆者情報
防災トラさん
防災トラさん
防災士
災害対策のプロフェッショナル。様々な防災グッズにも詳しい虎猫さん。
日本防災士機構が認定する防災士。
2016年から防災に関わる企業に勤務中。 東日本でのボランティアも参加経験あり。

公式X:https://x.com/bosaitorasan
note:https://note.com/bosaitorasan
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