地震発生！家族との連絡は大丈夫？連絡方法を紹介

地震が起きた時、最も心配するのは家族の安全ですよね。
しかし、多くの人々が同時に通信を試みるため、スマホの電話やメッセージがうまくいかないことも。
そんな時に焦らず、確実に家族との連絡を取る方法はあるのでしょうか？
この記事で、実際に役立つ連絡術とその重要性を解説します。

ぼうさいミケちゃん

地震が起きたときに家族と連絡が取れるか不安です。

防災トラさん

実は、事前の準備と、いくつかのポイントを押さえることで、安全に家族との連絡をとる方法があるんだよ。

家族との連絡のための基本ポイント

ぼうさいミケちゃん

どんな準備が必要ですか？

防災トラさん

いくつか大事な準備があるんだ。まずは基本からしっかりと押さえてみよう。

通信手段の多様化

今やスマホは私たちの生活に欠かせないものとなりました。しかし、大規模な地震時には、通信が混雑しやすいのが現状です。
そこで、無線機や公衆電話を利用することも考えられます。特に無線機は通信の混雑が起きにくいため、確実に情報を伝える方法として有効です。
また、公衆電話は混雑時でも比較的通話しやすいので、その存在を忘れずに。

事前に確認する連絡先

家族の連絡先はもちろん、親しい友人や近所の人の連絡先も確認しておきましょう。
なぜなら、家族と直接連絡が取れない時、間接的に情報を得るためです。
また、地域の防災拠点や避難場所への連絡方法も確認しておくことで、安全確認や情報収集の際に役立ちます。

スマートフォンの普及で、公衆電話を使ったことが無い若者が増えています。
いざというときに使えないと困るので、必ず一度は触れる機会を作りましょう。

防災トラさんの一言

連絡を確実にするためのテクニック

ぼうさいミケちゃん

安否確認をしたいのに、電話が繋がらない！どうやって通信混雑を回避するのですか？

防災トラさん

いくつかの方法とテクニックがあるよ。それを使えば、確実にメッセージを届けられる。

災害時のSNS利用

SNSの最大の特徴は、多くの人々とリアルタイムで情報を共有できる点です。
地震直後に通話がつながりにくい時でも、TwitterやFacebookなどのSNSを活用することで、自分の安否情報を効率的に伝えることが可能です。
また、多くの人が情報を発信することで、被災地の実態やニーズを早急に把握することができ、救助や支援活動への迅速な対応が期待できます。

データ通信の最小化

データ通信は、特に大きな画像や動画を送信すると通信量が増えるため、混雑時には通信が遅延しやすくなります。
そのため、テキストのみのメッセージや、位置情報を伝えるだけのアプリを利用することで、データ通信量を削減し、より迅速に情報を伝えることができます。

災害時には誤情報が流れることもあるため、情報の真偽をしっかりと確認することが大切です。特に、公的機関や信頼のおけるメディアの公式アカウントからの情報を優先的に参照することをおすすめします。

防災トラさんの一言

万が一の時の備え

ぼうさいミケちゃん

万が一、全く連絡が取れなくなったらどうすればいいのですか？

防災トラさん

それには、事前の合意や予定地点の設定が大切だよ。具体的には以下のような方法があるんだ。

非常時の待ち合わせ場所の設定

地震発生時、指定された避難場所に集まることが多いですが、それだけでなく、家族間での非常時の待ち合わせ場所を事前に設定しておくことも重要です。
例えば、近くの公園や学校など、みんなが知っている場所を指定することで、万が一の時に迅速に行動することができます。

緊急時のメッセージボード活用

通信が完全に途絶えた場合、情報の伝達手段として、地域のコミュニティセンターや公園などに設置される「緊急時のメッセージボード」を利用することが考えられます。
手書きでメッセージを残すことで、家族や知人に自分の安否情報を伝えることができます。

緊急時のメッセージボードは、地域のコミュニティセンターや公園に設置されることが多いですよ。

防災トラさんの一言

まとめ

家族との連絡は地震時の重要なポイントの一つです。通信手段の多様化、事前の確認、そして非常時のテクニックや備えをしっかりと行うことで、大切な人との連絡を確実にすることができます。特に、日常からの準備と意識が、災害時の安全を守るカギとなります。

防災トラさん

防災士

災害対策のプロフェッショナル。様々な防災グッズにも詳しい虎猫さん。